ネに美しい光がさすことだろう! あなたはほんとにみごとな言葉を言ってくれる。私には時々あなたが夢のように思えることがある。さあ何とか言っておくれよ。私はそれに耳を傾けて、あなたを賛美する。おおコゼット、何と不思議な心楽しいことだろう。私はまったく気も狂いそうだ。あなたは何という尊い人だろう。私はあなたの足を顕微鏡《むしめがね》で研究し、あなたの魂を望遠鏡《とおめがね》で研究しているんだよ。」
 コゼットは答えた。
「私は今朝《けさ》から一時《ひととき》ごとにつのる思いであなたを愛しているのよ。」
 こうした対話の中では、問いと答えとはあちこちに飛び移るが、いつもきまって愛の上に落ちてゆくのであった。あたかも自動人形が盤の中心に落ちてゆくがようなものである。
 コゼットの全身は、無邪気と率直と透明と白色と純潔と光輝とであった。彼女は澄みきっているとも言えるほどだった。見る人の心に、四月の感じと曙《あけぼの》の感じとを与えるのだった。その目の中には露が宿っていた。彼女は曙の光が凝って女の形となってるものであった。
 マリユスが彼女を欽慕《きんぼ》し彼女を崇拝したのは、きわめて当然のことだっ
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