セろう。我々はこの語に、明瞭な狭い一定の古来の意味をのみ与えたい。そして隠語をただ本来の隠語にのみ限りたいのである。もしいい得べくんば真の優《すぐ》れたる隠語は、一王国を形成していた古代の隠語は、繰り返していうが、悲惨自身の言語に外ならないもので、醜い、不安な、狡猾《こうかつ》な、陰険な、有毒な、残忍な、曖昧《あいまい》な、賤しい、深い、宿命的なものである。あらゆる淪落《りんらく》とあらゆる不運との極端に、最後の一悲惨が存するものであって、この悲惨は猛然と反抗して立ち、幸福な事実や勢力ある権利などの全体に対して決然と戦いを宣するのである。それこそ恐るべき闘争であって、この悲惨は、あるいは狡獪《こうかい》となりあるいは猛烈となり、有害にまた同時に獰猛《どうもう》となって、悪徳の針をもって社会の秩序を攻撃し、罪悪の棍棒《こんぼう》をもって社会の秩序を攻撃する。そしてかかる闘争の要求に応じて、悲惨は一つの戦闘語を作り出した。それがすなわち隠語である。
人間にかつて話されはしたがついには滅ぶるかも知れないある言葉を、言い換えれば、善にせよ悪にせよ文明を組み立て複雑ならしむる要素の一つを、たと
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