知らないことは、いかに痛ましいことであるか。
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愛には子供らしいところがある。他の情にはそれぞれ卑しいところがある。人を卑小ならしむる情は皆恥ずべきかな。人を子供たらしむる愛は讃《ほ》むべきかな!
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不思議なる一事を汝は知っているか。私は今暗夜のうちにいる。ひとりの人が立ち去りながら、天を持ち去ってしまったのである。
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ああ、互いに手を取って共に同じ墳墓の中に横たわり、暗やみの中に時々指をやさしくなで合うことを得たならば、私は永劫《えいごう》にそれで足りるであろう。
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愛するがゆえに苦しむ汝よ、なおよく愛せよ。愛に死するは愛に生きることである。
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愛せよ。星をちりばめたる人知れぬ変容は愛の苦悶《くもん》に伴う。愛に死する苦悩のうちには恍惚《こうこつ》たる喜びがある。
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おお小鳥の喜びよ! 彼らが歌うは巣を有するがゆえである。
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