ょうどいい時にやってきた。
狼狽《ろうばい》した悪漢らは、逃げ出そうとする時方々に投げ捨てた武器をまたつかみ取った。またたく間に、見るも恐ろしいそれら七人の者どもは、いっしょに集まって防御の姿勢を取った。ひとりは斧《おの》を持ち、ひとりは大鍵を持ち、ひとりは玄翁《げんのう》を持ち、その他の者は鋏《はさみ》や火箸《ひばし》や金槌《かなづち》などを持ち、テナルディエはナイフを手に握っていた。テナルディエの女房は娘たちが腰掛けにしていた窓の角《かど》にある大きな畳石をつかんだ。
ジャヴェルは帽子をかぶって、両腕を組み、杖を小脇《こわき》にはさみ、剣を鞘《さや》に[#「鞘《さや》に」は底本では「鞘|に《さや》」]納めたままで、室《へや》の中に二歩はいり込んだ。
「そこにじっとしていろ!」と彼は言った。「窓から出ちゃいかん。出るなら扉《とびら》の方から出してやる。その方が安全だ。貴様たちは七人だが、こちらは十五人だ。オーヴェルニュの田舎者《いなかもの》のようにつかみ合わなくてもいい。静かにしろ。」
ビグルナイユは上衣の下に隠し持っていたピストルを取って、それをテナルディエの手に渡しながら、
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