います[#「あれはみな暖炉職工でございます」に傍点]、」と言った腕のあらわな男どものうちの三人は、鉄くずの中を探って、ひとりは大きな鋏《はさみ》を取り、ひとりは重い火ばしを取り、ひとりは金槌《かなづち》を取って、一言も発せずに扉《とびら》から斜めに並んだ。年取った男はなお寝台の上に腰掛けていて、ただ目を開いたばかりだった。ジョンドレットの女房はそのそばに腰掛けていた。
マリユスはもう数秒のうちに自分が手を出すべき時が来るだろうと考えた。彼は廊下の方へ天井を向けて右手を上げ、ピストルを打つ用意をした。
ジョンドレットは棍棒《こんぼう》の男との対話を終えて、再びルラブン氏の方へ向き、彼独特のおさえつけたような恐ろしい低い笑いをしながら、前の問いをくり返した。
「それじゃ貴様には俺《おれ》がわからねえのか。」
ルブラン氏は彼を正面からじっと見て答えた。
「わからない。」
するとジョンドレットはテーブルの所までやっていった。そして蝋燭《ろうそく》の上から身をかがめ、腕を組み、その角張った獰猛《どうもう》な頤《あご》をルブラン氏の落ち着いた顔にさしつけ、ルブラン氏があとにさがらないくらい
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