地から3字上げ]文士ジャンフロー
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追白、四十スーほどにてもよろしく候。
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娘をつかわして小生自身参上いたさざるを御許し下されたく、実は悲惨にも服装の都合上外出いたしかね候次第に御座候。
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 マリユスはついに四番目の手紙を開いた。あて名はこうだった。「サン[#「サン」に傍点]・ジャック[#「ジャック」に傍点]・デュ[#「デュ」に傍点]・オー[#「オー」に傍点]・パ会堂の慈悲深き紳士殿[#「パ会堂の慈悲深き紳士殿」に傍点]。」中には次の文句がしたためてあった。

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慈愛深き紳士殿
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 もし拙者の娘と御同行下され候わば、一家困窮のきわみなる状態にあることを御認め下さるべく、また身元証明書は御覧に供すべく候。
 かかる手記を御覧候わば、恵み深き貴下は必ずや惻隠《そくいん》の情を起こし下さるべしと存候。真の哲学者は常に強き情緒を感ずるものに候えば。
 同情の念深き紳士殿、最も残酷なる窮乏に一家の者苦しみおり候。しかして何かの救助を得んために政府よりその証明を得るなどとは、いかに悲痛
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