柩《ひつぎ》を入れることを禁じていた。それゆえ死ぬ時には寺から出て行かねばならないので、彼女らはそれを苦にし、罪悪のようにそれを恐れていた。
彼女らは、それもつまらぬ慰安ではあるが、昔彼女らの会の所有地であった古いヴォージラールの墓地に、一定の時間に一定の片すみに埋められることを許されていた。
木曜日に彼女らは、日曜日と同じに大弥撒や夕祷《ゆうとう》やいろんな祭式を聞くようになっている。なおその他に、教会が昔フランスにふりまき今日でもスペインやイタリーにふりまいてるあらゆる小さな祭典で、世間の人のほとんど知らぬようなものまで、彼女らは注意深く実行する。また彼女らが礼拝堂に列する間の時間は非常に長いものである。その祈祷の数と時間とについては、ここに彼女らの一人の無邪気な言葉を引用したら最もよくわかるだろう。「志願女の祈祷は恐ろしいもので[#「志願女の祈祷は恐ろしいもので」に傍点]、修練女の祈祷はなお大変なもので[#「修練女の祈祷はなお大変なもので」に傍点]、誓願女の祈祷はいっそう大変なものです[#「誓願女の祈祷はいっそう大変なものです」に傍点]。」
一週に一度集会が催される。院長が
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