》首を噛み合っていた。そして争闘のうちに心を引き裂いていた。また同時に、オリヴィエの思い出、オリヴィエの死から来る絶望の念、満たされ得ない創作の妄執《もうしゅう》、虚無の深淵《しんえん》の前に荒立つ自負心、などもあった。あらゆる悪魔が彼のうちにあった。一刻の休息も得られなかった。あるいは、欺瞞《ぎまん》的な静安が来ることはあっても、荒波が一時静まることはあっても、彼は孤独の自分を見出して、そして自分のものをもう何にも見出さなかった。思想も愛も意志も、すべてが滅ぼされていた。
創作すること! それが唯一の助けであった。自分の生活の残骸《ざんがい》を波のまにまに打ち捨てること! 芸術の夢の中へ泳ぎ逃げること!……創作すること! 彼は創作したかった……しかしもうそれができなかった。
クリストフはかつて一定の働き方をしたことがなかった。強健であったときには、自分の充実にむしろ困るくらいで、その充実が欠けてきはすまいかとの心配も感じなかった。気の向くままに従っていた。なんら一定の規則もなしに、その時と気分とのままに働いていた。そして実際においては、いかなるところででもいかなる時にも働いていた
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