れんびん》との交じり合った気持を覚えた。彼は自分の頬《ほお》に、アンナの膝《ひざ》が寒さに震えるのを感じた。窓は開かれたままになっていて、外は冷え凍えていた。鏡のように澄みきった空に、冷たい星のおののくのが見えていた。
彼女は自分と同様にくず折れた彼を見て悲痛な喜びを味わったのち、疲れたきびしい調子で言った。
「蝋燭《ろうそく》をつけてください。」
彼は火をともした。アンナは両腕を胸にくっつけ頤《あご》の下に膝を折り曲げて、じっとうずくまりながら、歯をがたがたさして震えていた。彼は窓を閉めた。寝室の上に腰をおろした。氷のように冷たくなってるアンナの足先を両手に取って、それを口や手で温めてやった。彼女は心を動かされた。
「クリストフ!」と彼女は言った。
彼女は悲しげな眼をしていた。
「アンナ!」と彼は言った。
「どうしましょう?」
彼は彼女をながめて言った。
「死にましょう。」
彼女は喜びの声をたてた。
「ああ、あなたはほんとにそうしたいんですか、あなたもそうしたいんですか?……私一人じゃありませんのね!」
彼女は彼を抱擁した。
「では私があなたを打ち捨てるとでも思っていたん
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