長い鏡のなかの彼女にほほえんでうなずいていました。
こうして、メグとジョウとベスとエミイが、たのしくしているところへ幕はおりました。この幕がふたたびあげられるかどうか、それは、この「愛の姉妹」とよばれる家庭劇の第一幕が、いかにお客さまがたに、迎えられるかによるのであります。
[#地から2字上げ]おわり。
底本:「若草物語」京屋出版社
1948(昭和23)年6月1日発行
※「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。
その際、以下の置き換えをおこないました。
「勝ち→がち かも知れ→かもしれ 給→たま (て)見→(て)み」
また、底本では一部連濁の「づ」が「ず」になっていますが、「づ」に統一しました。
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:大久保ゆう
校正:秋鹿
2006年10月16日作成
2009年2月26日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
前へ 終わり
全27ページ中27ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
水谷 まさる の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング