ました。ジョウは、悲しそうなうめき声とともに、その紙片を火になげこみ、ローリイのいたずらが、じぶんにとっての、不幸な日を、早めたことをしみじみと感じました。

          第二十二 たのしい野辺

 その後の数週間は、あらしが吹き去った後、日光がさしたようでした。おとうさんは、新年になれば帰宅するといって来ました。ベスは、書斎[#「書斎」は底本では「書斉」]のソファまでいって横になることができるようになり、子ねこと遊んだり、人形の服をぬったりしました。ジョウは、まい日ベスを散歩につれ出し、メグはおいしい料理に腕をふるいました。エミイは、ねえさんたちに、できるだけのたからものをあげ、その帰宅を祝福されました。
 クリスマスが近づくにつれ、いろんな計画がはじめられました。ジョウは、このいつもとちがうおめでたいクリスマスを祝うために、とてつもない、ばかげたお祭りを提案して、みんなを大笑いさせました。ローリイも、とっぴな計画をたて、勝手にさせておけば、花火でも凱旋門でも、こしらえかねないいきおいでした。
 ただ者でないジョウとローリイは、妖精のように夜中に起きてはたらき、ベスのために、
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