きません。」
「それで、なんとお返事しましたの?」
「そんなことを考えるのはまだ年がわかいし、それにおかあさんに秘密を持ちたくないから、おとうさんにいって下さい、御親切はありがたいと思いますが、ただのお友だちとしてつき合いをしていきたいと申しあげましたの。」
おかあさんは、いかにも満足そうにほほえみ、ジョウは手をたたいて、
「おねえさんは、つつしみ深いわ、メグ、いってちょうだい、あの人、なんといってよこした?」
「恋文なんて出したおぼえはないし、いたずら好きの妹さんが、わたしたちの名を勝手に使うのは遺憾だと書いてありました。親切なお手紙でしたけれど、あたしはずかしくて。」
メグはしおれておかあさんによりそい、ジョウはローリイをののしりながら部屋を歩きまわりましたが、ふとたちどまり、二通の手紙をとりあげて見くらべていましたが、
「二つともブルックさん見ていないと思うわ。ローリイが二つとも書いて、あたしが秘密をいわなかったものだから、おねえさんのをとっておいて、あたしをやりこめようというんだわ。」
「ジョウ、秘密なんか持ってはだめよ。」と、メグがいいました。
「いやだわ、おかあさんから
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