は、メグにふさわしいほどローリイが大人とは思いません。そんなこと計画するものではありません。」
「では、よします。人間は、頭にアイロンでものせておけば、大人にならないものならいいけど、つぼみは花になるし、子ねこはおやねこになるし、ああ、つまらない。」
 そこへ、書きあげた手紙を持って、メグがそっとはいってきました。
「アイロンとねこが、どうしたの?」
「つまらない、おしゃべりをしてたの。あたし、もうねるわ。いらっしゃいな。」
 おかあさんは、手紙に目をとおして、
「けっこうです。きれいに書けました。ジョンによろしくって、かあさんがいってると、書きそえて下さい。」
「あのかたのこと、ジョンとおよびになりますの?」と、メグはにこにこして尋ねました。
「そうです。あのかたは、家の息子みたいな気がします。あたしたちは、あのかたが、とても気にいりましたよ。」
「そう聞いて、うれしいと思いますわ。あの人、さびしいかたです。おかあさん、おやすみなさいませ。おかあさんが家にいて下さると、口でいえないほど安心ですわ。」
 おかあさんが、メグにあたえたキッスは、やさしく、メグが出ていくと、つぶやきました。
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