お祈りするのたのしそうね。」
「ええ、あなたもお祈りなさるといいですよ。化粧室を礼拝堂につくってあげましょう。おばさんがいねむりをなさっているあいだに、じっとすわって、神さまにおねえさんをおまもり下さるように、お祈りあそばせ。」
エミイは、その思いつきが気にいり、礼拝堂をつくるように頼みました。
「マーチおばさんがおなくなりになったら、この宝石はどうなるのかしら?」
「あなたと、おねえさんたちのところへいくのですよ。遺言状を見ました。あたしは。」
「まあ、うれしい。今、下さればいいのに。」
「今は早すぎます。はじめに結婚なさるかたに真珠、それから、あなたがお帰りになるときには、トルコ玉の指輪、おくさまはあなたが、お行儀がいいといって、ほめていらっしゃいました。」
「ほんと? あの美しい指輪がいただけるの。まあ、うれしい。やっぱりおばさん好き。」と、エミイは、うれしそうな顔をして、それをきっと手にいれようと心をきめました。
その日から、エミイは、おとなしく、なんでもいうことを聞いたので、マーチおばさんはじぶんのしつけが成功したと思って、たいそう満足しました。エスターは、礼拝堂をつくっ
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