たので、かぜをひき、マーチおばさんは、なおるまで来るなといいましたので、それをいいことにして休みました。エミイは、家の仕事をやめて粘土細工をやりだしました。メグはキング家から帰ってする針仕事に、あまり身をいれなくなり、ワシントンへ手紙を書いたり、ワシントンから来た手紙をくりかえして読んだりしました。ベスだけは、たいして怠けず、まい日こまごました小さな仕事を忠実にやりました。おかあさんのことがこいしく、おとうさんのことが心配になるようなときは、戸だなへはいってすすり泣き、こっそり祈りました。
おかあさんが出発してから十日後、ベスがいいました。
「メグねえさん、ハンメル家へいって見て来ていただきたいわ。おかあさんはあの人たちのこと忘れないようにと、おっしゃったでしょう。」
すると、メグはあまり疲れたからいけないといいます。そこで、ベスはジョウねえさんに頼むと、かぜをひいているからといってことわりました。
「あなた、どうしてじぶんでいかないの?」と、メグが尋ねました。
「あたし、まい日いってるのよ。だけど、あかちゃん病気していて、どうしていいかわからないの。おばさんは、はたらきにいってし
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