さんから[#「から」は底本では「かち」]はなれたくないので、家庭教師として外国へいけるのをことわったこと、そして、今でもなくなったおかあさんの看病をしてくれたおばあさんに、まい月、仕送りをしていること、それをだれにもいわずにいたことなど、ローリイのおじいさんが、メグのおかあさんに話したことを話し、どうかそのりっぱなブルック先生を満足させるように、よく勉強しなければいけないと、まるで、ねえさんみたいに、ローリイにいって聞かせました。そして、こうつけ加えました。
「ごめんなさい。お説教したりして。けれど、まるでほんとの兄弟みたいな気がするものですから、思ったとおりのこというのよ。」
 ローリイは、親切なメグの言葉をありがたく思い、
「ねえさんのように、ぼくの欠点をいって下さってありがとう。今日はぼくふきげんだったけど、これでさっぱりした。」
 ローリイは、できるだけ愉快にしようとして、メグの糸をまいてやったり、ジョウをよろこばそうとして、詩をうたったり、ベスに松ぼっくりを落してやったり、エミイの写生を手つだってやったりはたらきばち会の会員にふさわしいように努めました。そのうちに、ハンナの知
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