と木の影が、その上にゆれていました。メグはぬいものをしていましたが、ピンクのドレスがばらのようにあざやかでした。ベスは、松ぼっくりをよりわけていました。エミイは、一むらのしだを写生していました。そして、ジョウは、大きな声で本を読みながら、あみものをしていました。この光景が、ローリイの心をとらえました。ローリイは、そばへいきたいが、誘われたのでもなし、家へ帰るべきだが、家はたまらなくさびしく、それで立ち去りかねていると、リスがかれのすがたにおどろいて、するどい声を出しました。その声に、ベスが顔をあげると、ローリイのさびしそうな顔があったので、安心させるように、にっこり笑って手まねきしました。
「ぼく、いっても、いいですか?」
 メグは、眉をつりあげて、いけないといようすをしましたが、ジョウはメグに顔をしかめて、
「だいじょうぶよ、いらっしゃい。お誘いしようと思ったけど、こんな女の遊びなんか、つまらないと思ったのよ。」
「あなたたちの遊びなら好きです。でもメグがいやなら、ぼく帰ります。」
「いやじゃありませんわ。そのかわり、ここでは怠けてはいけないという規則だから、あなたもなにかしなければ
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