C000語になる)、更にこれに次ぐ350語、更にこれを殖して500語に、又更に1,000語に、或は(動詞用法の要點を含めて)2,000語に増加した語彙が、若干の專門語彙と共に、850語が選定されたと同樣な原理に基づいて總て選定されてゐる。而して Basic それ自體は此の場合常に學習の基礎となつて働くものである。茲に特に注意すべきことがある。それは、語表に載つてゐる850語の大部分は、國際補助語としての Basic の認めるもの以外の用法を持ち得ることは明かである。而して普通の英語の學習の或る時期に於いて、これ等 Basic の規定以外の用法が Basic 組織を擴張した場合に、その中に入ることは明かである。併し、初めのうちは、Basic の核心には手を觸れないで置かねばならない。即ち漸を追うて増加されて行く語彙が、Basic の規定以外の派生語や語尾變化を理解するに必要な類似語形を提供してしまふまでは、Basic 組織はそのまゝにして置くべきである。然らざれば、混亂を免れ難いのである。而して特に適當な時期に(即ち、1,500語の全部を習得してしまつた後)50語の特別な動詞を取り入れる
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