ますよ、フョードル・パーヴロヴィッチ。それも、いいですか、永久にですよ。それはそうと、さっきのあの坊主はどこへ行ったんだろう?」
 しかし、先刻、修道院長からの食事の招待を伝えた『あの坊主』はあまり長く待たせはしなかった。一行が長老の庵室の階段をおりると、すぐに彼は、まるでずっとそこに待ち受けていたように、さっそく出迎えたのである。
「神父さん、まことに恐縮ですが、わたくしの深い尊敬を修道院長にお伝えくだすったうえで、急に思いがけない事情が起こりましたため、まことに残念ですけれど、どうしても、お食事をいただくわけにまいりませんからと、このミウーソフになり代わって、あなたからよろしくおわびをしてくださいませんか」と、いらいらした調子のミウーソフは僧に向かって言った。
「その思いがけない事情というのは、わしのことでがしょう!」とすぐにフョードル・パーヴロヴィッチがあげ足を取った。「もし神父さん、このミウーソフさんはね、わしといっしょに残りたくないから、ああ言われるんですよ。さもなければ、すぐに出かけられるはずなんで。ね、だからおいでなさいよ、ミウーソフさん、修道院長のとこへ顔をお出しなさい
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