ですし、赤貝《あかゞひ》でも線《せん》の數《かず》が少《すこ》し變《かは》つてゐるといふようなことが、貝塚《かひづか》の貝殼《かひがら》を調《しら》べて見《み》ればわかります。また貝塚《かひづか》から發見《はつけん》された貝《かひ》で、今日《こんにち》もはやその近海《きんかい》にゐなくなつたものもありますが、これらの研究《けんきゆう》は考古學《こうこがく》の範圍《はんい》ではなく、動物學者《どうぶつがくしや》または貝類學者《かひるいがくしや》の研究《けんきゆう》に屬《ぞく》するのでありますが、皆《みな》さんが貝塚《かひづか》に出《で》かけたならば、種々《しゆ/″\》異《ことな》つた種類《しゆるい》の貝殼《かひがら》を採集《さいしゆう》して來《く》る必要《ひつよう》のあることを忘《わす》れてはなりません。
それから貝塚《かひづか》の次《つ》ぎには、貝殼《かひがら》は見當《みあた》らぬけれどもやはり人間《にんげん》の住居《じゆうきよ》した跡《あと》と見《み》えて石器《せつき》やその他《た》の遺物《いぶつ》が土中《どちゆう》に挾《はさ》まつてゐる所《ところ》がありまするし、またそれをその後
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