しとす。但《たゞし》食後《しよくご》は少時間《しばらく》休息《きうそく》し運動《うんどう》を始《はじ》むべき事《こと》。
第三 酒《さけ》茶《ちや》菓子《かし》の類《るゐ》は食時《しよくじ》の節《せつ》少々《せう/\》用《もち》ゐて飮食《いんしよく》の消化《せうくわ》を扶《たす》くるは害《がい》なしと雖《いへど》も、その時限《じげん》の外《ほか》退屈《たいくつ》の時《とき》用《もちゆ》る等《とう》は害《がい》ある事《こと》。
第四 長日《ちやうじつ》の間《あひだ》は、午後一時《ごゞいちじ》の頃《ころ》半時計《はんじばかり》の晝眠《ひるね》は養《やしなひ》の扶《たすけ》となることあれども、其他《そのた》は决《けつ》して日中《につちゆう》睡臥《すゐぐわ》を禁《きん》ず可《べ》き事《こと》。
第五 坐時《すわりてをる》と起時《たちてをる》と平均《みなら》して、七歩《しちぶ》は起《た》ち三歩《さんぶ》は坐《すわ》る位《くらゐ》にして、坐《すわる》にのみ過《すご》す可《べ》からざる事《こと》。
第六 毎日《まいにち》一度《いちど》は冷水《ひやみづ》或《あるひ》は微温湯《ぬるゆ》にて身體《からだ》
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