養生心得草
關寛

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【テキスト中に現れる記号について】

《》:ルビ
(例)毎日《まいにち》

|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)六|時《じ》

[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(例)[#ここから9字下げ]

/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)少々《せう/\》
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[#ここから9字下げ]
┌明治八年四月徳島新聞第七號の附録として┐
└世人に頒ちしものなり         ┘
[#ここで字下げ終わり]

[#ここから改行天付き、折り返して2字下げ]
第一 毎日《まいにち》六|時《じ》に起《お》き、寢衣《ねまき》を着替《きか》へ、蒲團《ふとん》の塵《ちり》を拂《はら》ひ、寢間《ねま》其外《そのほか》居間《ゐま》を掃除《さうじ》し、身體《しんたい》を十分《じふぶん》安靜《しづか》にして、朝飯《あさはん》を食《しよく》する事《こと》。
第二 毎日《まいにち》の食餌《しよくじ》は三度《さんど》を限《かぎ》り、分量《ぶんりやう》を定《さだ》む可《べ》し。夜中《やちゆう》に飮食《いんしよく》せざるを最《もつと》もよ
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