して他者において他者よりして生きるところに、人格性は成立つのである。
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(一) 語學的乃至文獻學的諸問題に關しては 〔W. Bauer: Gr.−deutsches Wo:rterbuch zu den Schriften des N. T. u. s. w.; Gerh. Kittel: Theologisches Wo:rterbuch zum N. T. Bd. I.〕 參看。但し語學的文獻學的觀點より觀たのみでは到底問題を解決し難きことは、プラトンが(SymP. 180 b)〔agapao_〕 を殆ど 〔erao_〕 や 〔phileo_〕 と同義に用ゐてゐる一例によつてもすでに證明される。――Nygren: Eros und Agape. 〔2 Ba:nde〕. は類型論的論究とキリスト教における發展の歴史的敍述とを兼ね備へたものとして、アガペーの觀念に關して最大の貢獻をなした書である。ただ「神への愛」にそれの重要性にふさはしき評價と理解とを寄せ得なかつたことが、この書の惜むべき缺點である。
(二) 所謂「隣人愛」(〔Na:chstenliebe〕)はこ
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