いと近き輪を、しかして知るべし、その※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]《めぐ》ることかく早きは、燃ゆる愛の刺戟を受くるによるなるを。 四三―四五
我彼に。宇宙もしわがこれらの輪に見るごとき次第を保《たも》たば、わが前に置かるゝもの我を飽かしめしならむ 四六―四八
されど官能界にありては、諸※[#二の字点、1−2−22]の回轉その中心を遠ざかるに從つていよ/\聖なるを見るをう 四九―五一
是故にこの妙《たへ》なる、天使の神殿《みや》、即ちたゞ愛と光とをその境界《さかひ》とする處にて、わが顏ひ全く成るをうべくば 五二―五四
請《こ》ふさらに何故に模寫《うつし》と樣式《かた》とが一樣ならざるやを我に告げよ、我自らこれを想ふはいたづらなればなり。 五五―五七
汝の指かゝる纈《むすび》を解くをえずとも異《あや》しむに足らず、こはその試みられざるによりていと固くなりたればなり。 五八―六〇
わが淑女かく、而して又曰ふ。もし飽くことを願はゞ、わが汝に告ぐる事を聽き、才を鋭うしてこれにむかへ 六一―六三
それ諸※[#二の字点、1−2−22]の球體は、遍《あまね》くその各部に亘りてひろがる力の多
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