』三・四四一以下參照)
七三―七五
【勝利】萬物に卓越して大なること
七六―七八
世の強き光は人強ひてこれを視んと力むればその目|眩《くら》みて堪へ難し、神の光はこれと異なり、力めてこれに堪へこれを視る時は視力増し、一たび目を他に轉ずれはまたこれを視るをえず
八二―八四
【視る力の盡くる】わが視力の許すかぎり見るを得るまで
八五―八七
宇宙に散在する諸物諸象は一糸亂れず皆その本源なる神に合す、而してかく合せしむるものは即ち愛なり、この合一ありて諸物諸象存在の意義はじめて全し、これなくは宇宙はたゞ一渾沌のみ
八八―九〇
【實在】Sustanzia 自ら己が存在を保つ物
【偶在】accidenti 實在に附して存在する物
【特性】costume 特殊の作用
【かのものは】原、「わがいふ所のものは」
【單一の光】混るさまの安全なるを表はす
或ひは曰く、これ「微光」なり、即ちその混るさま極めて奧妙にして言語に盡し難ければ、わが言ふ所はわが見し物のたゞ微かなる幻影に過ぎじとの意と
九四―九六
世人が二千五百年の間にかのアルゴナウタイ遠征の事を忘れしにもまさりて我は示現の後僅か一瞬の間にかの光の事を忘れたり
【ネッツーノ】ポセイドン、海の神
【アルゴ】イアソン(地、一八・八五―七並びに註參照)の率ゐし遠征隊の乘れる船。海を渡れる最初の船なれば海神これに驚けるなり
【二千五百年】中古信ぜられし年代に從へばアルゴナウタイ遠征の事ありしはキリスト以前一二二三年なり
【睡】letargo 忘却。但し異説あり
九七―九九
意は九〇行に續く
【熟視】心眼をもて
一〇三―一〇五
【この外にては】萬物の善萬物の福は皆神より出づ、故に善の完きものたゞ神の光の中にあり
一〇六―一〇八
【想起】想ひいづることにつきてさへかくの如し、況んや見し物につきてをや
一〇九―一一一
以下一二六行まで三一の示現を敍す
一一二―一一四
神の姿の一樣ならざる如く見ゆるは姿その者の變るによるにあらずして見る者の目の力のかはるによるをいふ
一一五―一一七
【三の圓】父、子、聖靈の象徴。色異なるは顯現の異なるなり、大きさの同じきはいづれも等しく完きなり
一一八―一二〇
【その一】子。父より出づるがゆゑにその光の反映なりといへり
【イリ】イリス、虹。二重の虹のうち、一が他の反映なるごとく(天、一二・一〇―一五並びに註參照)
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