煤u一點」に白丸傍点])のまはりを舞ひめぐること
五五―五七
【墮落】天使の一部の
【宇宙一切の重さに】即ち地球の中心にありて(地、三四・一一一並びに註參照)
【者】魔王ルチーフェロ
五八―六〇
【善】神の
【悟る】神を
六一―六三
【功徳】謙りて神恩を受くること(次聯參照)
【視る】神を
【意志備りて】罪を犯す能はざるまで
六四―六六
【恩惠を】神恩を受くるはその事既に功徳なり、而して喜びて神恩を迎へ入るゝ情愈※[#二の字点、1−2−22]切なればこの功徳またいよ/\大なり
六七―六九
【集會】天使達
七〇―七二
以下八四行まで、天使の能力について。ベアトリーチェは天使に了知及び意志あることを否定せず、されど記憶あることを絶對に否定す、即ちこの點においてやゝトマスの説と違へり
七三―七五
【言葉の明らかならざる】特に記憶について言ふ、即ちこの語を普通に用ゐらるゝ意義に從つて一觀念または一事實を再び心に呼起す力とする場合の如し、天使はかゝる力を有せず、有するの要なければなり
七六―八一
神は一切の事物を視給ふ、故に一切の事物皆現在なり、諸天使また絶えず神の鏡に照してよく一切の事物を視る、故に新しき物入來りてその視る力を阻むことなし、視る力|阻《はば》まれず忘るゝことあらずば何ぞまた憶ひ出づべきことあらむ
【新しき物】新しき物入來りて過去の事物の印象を亂す時、始めてこゝに忘るゝことあり思ひ起すの要生ず
【想の分れたる爲】per concetto diviso 印象心を離れ(新しき物のため)現に心に在らざるため、但し異説あり
八二―八四
【夢を見】眞理の基礎なき事物を想像し(天使に記憶ありといふ如き)
【罪も恥も】前者は夢を眞《まこと》と信ず、咎《とが》無智にあり、後者は自ら眞と信ぜずして虚榮の爲に眞なりといふ、咎惡意にあり
八五―八七
以下一二六行まで、ベアトリーチェは當時の説教者等を難ず
【同一の路】眞理に達するの路
八八―九〇
【曲げらる】曲解せらる
九一―九三
【血】殉教者の
九四―九六
【福音ものいはじ】説教者等福音を宣べ傳へずしてかゝる雜説にのみ空しく時を費すをいふ
九七―九九
福音の眞義に關係なき雜説の例を擧ぐ
【クリストの】キリスト磔殺の時地上遍く晦冥となりしを(マタイ、二七・四五等)日蝕の作用に歸せんとてこの説を爲す
【月退りて】當時月は太陽と反對の天
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