たは囘轉)、月天より恒星天までの八個の天。これらの天を蔽ふ衣[#「衣」に白丸傍点]は第九天(プリーモ・モービレ)なり、この天はエムピレオに最《いと》近きがゆゑに直接に神の靈感とその性《さが》とをうけて熱いと強く生氣いと盛なり
【熱】至高の天を慕ひてこれに近づかんとするの愛(『コンヴィヴィオ』二・四・一九以下參照)
【生氣いと】その※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]轉の速度他の諸天にまさるをいふ
一一五―一一七
【内面】圓の内面。第八天にありて第九天を望むがゆゑにかく言へり
一一八―一二〇
【霜を戴き】ガブリエルの冠(九四―六行參照)を指す
【焔】聖母
一二七―一二九
【レーギーナ・コイリー】Regina coeli(天の女王)、更生祭の頃寺院に歌ふ頌詠にてその全文左の如し(但し各行アレルヤに終る、略して記さず)
天の女王よ、歡べ
適はしくも汝の生みたる者は
聖言《みことば》の如く甦りたればなり
われらの爲に神に祈れ
歡び樂しめ、處女《をとめ》マリアよ
主はまことに甦りたればなり
一三〇―一三二
これらの聖徒達が下界に積みし功徳によりて、今天上に享くる福はいかに大なる哉
【櫃】聖徒達
【地】bobolce 一區域の地(畠)をいふ。但し農婦又は種蒔く女の意に解する人あり
一三三―一三五
【バビローニアの流刑】地上の生活。昔ヘブライ人が虜となりてバビロニア(バビローニア)に移されし(列王下、二四―五章)ごとく、人は天の郷土を離れて地上に移り住めばなり(淨、二二・九四―六參照)
【黄金を】富貴を地上に求めず、惱み苦しみの中にて寶を天上に貯へしなり
一三六―一三九
【鑰を保つ者】使徒ペテロ(地、一九・九一―二參照)
【舊新二つの集會】舊新兩約の諸聖徒
第二十四曲
聖ペテロ、ダンテに信仰の事を問ふ
一―三
【羔】キリスト
【食を與へて】神恩限なきが故に聖徒の願ひ常に滿つ
【晩餐】羔の晩餐の事、聖書に出づ(默示、一九・九)。キリストの備へ給ふ晩餐は即ち天上の福なり、ルカ傳一四・一五に曰く、神の國にてパンを食ふ者は福なりと
【侶等】聖徒達
四―六
【落つる物】食物の遺屑《くづ》。これを集めて食するは、未だ聖徒と伍せざるさきに、あり餘る天上の福の一部を味ふなり(『コンヴィヴィオ』一、一・六七―七七參照)
七―九
【願ひ】求知の念
【露】知識の
【思ふ事】知らんと
前へ
次へ
全242ページ中205ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
ダンテ アリギエリ の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング