フ光を受けてこれを反映《てりかへ》らしむる鏡なれはかく
【思ひ】verbo(語《ことば》)、こゝにては無聲の語即ち思ひの義
カッチアグイーダ語り終りて默しつゝ天上の祝福を思ふ樂しき思ひに歸ればダンテはまた己が思ひに耽りつゝその美名に關する豫言の喜びをもて追放その他行末の非運に關する豫言の悲しみを和げゐたるなり
四―六
【一切の虐を】正義に從つて賞罰を行ひ給ふ神(ロマ、一二―一九參照)
七―九
【慰藉】ベアトリーチェ
一〇―一二
【導く者なくば】神恩特に下るにあらざれば
一三―一五
【わが情は】天上の愛ベアトリーチェの目に輝きてダンテの心の中なる一切の雜念を逐ひ拂へるなり
一六―一八
【永遠の喜び】聖徒の永遠の喜びなる神の光
【第二の姿】反映せる光。ダンテは神の光を直接に見しに爲らず、ベアトリーチェの目によりて見しなれば
一九―二一
【身を轉して】カッチアグイーダを見てその言を聽け
二八―三〇
【木】天堂。世にある木は根によりて生き、期《とき》いたりて初めて實を結び年毎にその葉を失へどもこの木は然らず、頂によりて生き(至高の天にいます神よりその生を安くるが故に)、たえず實を結び(新なる聖徒をえ)、永久に葉を失はじ(その美その福祉永遠に亘る)
【第五座】第五天
三一―三三
【ムーザ】詩人。いかなる大詩人にも良き材料を供給するほど
三四―三六
【今】異本、今[#「今」に白丸傍点]の字なし
【その疾き火】雲の火即ち電光
三七―三九
【ヨスエ】ヨシュア。モーゼに次いでイスラエル民族を導ける舊約の偉人、その事蹟ヨシェア記に委し
【言と爲と】名のいはるゝと動くと
四〇―四二
【マッカベオ】ユダス・マッカベウス。ヘブライ人の自由の爲にシリアの暴君と爭へるもの(『マカベ』前第三章以下)
【獨樂】paleo 棒の先に糸をつけ、それにて打ちてまはす獨樂。糸の爲に獨樂の※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]る如く、喜びの爲にかの光めぐるなり
四三―四五
【カルロ・マーニョとオルランド】キリスト教の信仰の爲、異教徒と戰へる勇者として(地、三一・一六―八註參照)
【目】鷹匠の
四六―四八
【グイリエルモ、レノアルド】フランス中古の物語に名高きオレンジ伯ウイリアム及びこれに從ひてサラセン人と戰へりといふリノアルド(ルヌアール)
【ゴッティフレーディ】ゴットフレード・ド・ブイヨン(一一〇〇年死
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