@ 第三十曲
行列とゞまれるとき天使の散らせる花の中にベアトリーチェあらはれいで(ウェルギリウス去る)車の左の縁に立ちてダンテの罪過を叱責す
一―三
【第一天の七星】七の燭臺。これを第一天(即ちエムピレオの天)の七星といへるはわが世界より見ゆる北斗七星に對してなり、七の燭臺は神の七の星なり(淨、二九・五二―四註參照)
【出沒を知らず】神の靈の常に輝きて善人の目に映ずるをいふ
【罪よりほかの】たゞ罪あるもの神の靈を見るをえず
四―六
七の燭臺のかの行列を導けること恰もわが七星の舟手を導いて舟の方向をあやまらしめざるに似たり
【低き】エムピレオの天は星宿の天(第八天)より高ければ
七―九
【眞の民】二十四人の長老即ち舊約二十四書
【己が平和に】舊約の望みはキリストによりて寺院を建設するにあり、故に寺院をうるに及びて望み達し心安んず
一〇―一二
【新婦よ】雅歌四・八にあり、ラテン譯の聖者には「來れリバーノより、わが新婦よ、來れリバーノより、來れいざ」といひ、來れ[#「來れ」に白丸傍点](veni)の語を三たびくりかへせり。長老の一、神の使命を果さんとする者の如くかく歌ひてベアトリーチェを
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