レ】ベアトリーチェの(地、二.一一五―七參照)
一四二
人罪を離れ、己が好むところに從ひて而して誤ることなく、その思ひその行よく正義に合するにいたれば、既に現世の覊絆を脱して自由自主の境界にあり、かゝる人はもはや理性の導者を要せずたゞその養ひ來れる力を活用し天啓の助けによりて進んで永遠の幸福を求むべきなり
【冠と帽】古、法王が帝王の首に冠と帽とを倶に戴かしめしことあるによりて、ウェルギリウスはダンテにその自主の權を認むることを告げしなり


    第二十八曲

ダンテ樂園に入り、レーテの川のかなたの岸に花を摘む一佳人を見、これとかたりてその教へを聞く
一―三
【林】地上の樂園。昔寺院の説に地球の東最高の山の巓にありとなせるもの、これを淨火の山上に置くはダンテの創意にいづ(ムーアの『ダンテ研究』第三卷一三四頁以下參照)
四―六
【岸】山頂の外側即ち詩人等が階を登り終れるところ
一〇―一二
【方】西方即ち淨火の山がその朝影をうつす方
一六―二一
【エオロ】アイオロス、風の神。鎖をもて諸※[#二の字点、1−2−22]の風を大いなる岩窟の中に繋ぎおき、時に應じてこれを海陸に放つ。『アエネイス
前へ 次へ
全396ページ中360ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
ダンテ アリギエリ の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング