謔阨ェ散したり、されど個性を備へずして普遍に存在する理性人の生るゝと共にこれと合ひ人の死するとともにこれと離るゝものなりとせばこれ死後個人の魂の存在するを認めざるに等し
【靜智】possibile intelletto
アリストテレス(アヴェルロエスの註による)の區分せる智に二あり、一を靜智(intelletto passivo)一を動智(intelletto attivo)といふ、人は靜智即ち所謂possibile intellettoによりて外部の印象を受け動智によりて件の印象を理解し諸※[#二の字点、1−2−22]の觀念を構成するにいたる、動智は分離す非情にして不死なり、靜智は死滅す而して動智を缺くを許さず。その言に曰く、眞の智は分散の智なり、この智獨り永久不死なりと。アヴェルロエスこの説によりて謂へらく、動智は分たれず個性なし、その個人と合するは輔助的にして補成的に非ずと、こは實に個人の魂の不滅を否定するに近し、ダンテは誤りてアヴェルロエス靜智を魂より分散せりと思へるに似たり、アヴェルロエスの離合を云々せるはまことは動智のことなるを(ノルトン)
七〇―七二
【發動者】神。植物動
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