得んためポリュネイケスに誘はれて夫の隱家をこれに告げたり、アルクマイオン即ち母を殺して父の仇を報ゆ
【不吉なる】これを持つ者必ず禍ひに遭ふといはるればなり
五二―五四
第十例。セナケリブ、アッシリアの王なり、倨傲にして眞の神を侮りしが嘗て己の神ニスロクを宮の中にて拜せるとき其二子アデランメレクとシヤレゼルこれを殺して逃げ去れり(列王記略下、一九・三六―七及びイザヤ、三七・三七―八)
五五―五七
第十一例にはペルシア王キルス(クロス)をあげたり、マッサガテ人の女王トミリス激戰の後キルスを破りその屍を求めて頭を截り取りこれを血をもて滿たせし革嚢の中に入れ、血に渇ける者よ今血に飽けといへりといふ古の史家の記事によれり
五八―六〇
第十二例。アッシリアの大將オロフェルネ(ホロフェルネス)、ユダヤのベツーリアといへる町を圍めるとき、寡婦ユウディットその郷土を救はんため敵陣に赴き謀をもてホロフェルネスを殺せり、アッシリア人潰走す(『ユウディット』一一・一以下)
【遺物】首なきホロフェルネスの躯
六一―六三
第十三例。トロイア(地、一・七三―五註及び地、三〇・一三―五參照)
【イーリオン】イリオン、
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