V球
九一―九三
【王國】淨火
九七―九九
【軍帥】師
一〇〇―一〇二
【わが目の】我のあきらかにその姿を見る能はざること恰もあきらかにその豫言をさとる能はざるに似たり
一〇三―一〇五
【めぐれる】まがれる路を
一〇六―一一〇
【民】多食の罪を淨むる民
【罪なき】vani(空しき望みにあやさるゝ)
一一五―一一七
【エーヴァのくらへる木】善惡を知るの木(創世記、二・九及び一七)、エヴァ蛇に欺かれてその果を喰へり(同、三・六)
【この上に】淨火の山巓即ち樂園に(淨、三二・三七以下)
【かの樹より】最初の罪最初の罰の記念なる知識の木の芽よりこの木出でてかの木と同じく貪慾をうながしかつ過食の罪の罰を告ぐ
一八〇―一二〇
【岸の邊】木の左即ち岩壁に近きところ
一二一―一二三
罰の第一例、ケンタウロス(チェンタウロ)
【詛の子等】ケンタウロス(地、一二・五五―七註參照)。神話によればイクシオンと雲(ネペレ)との間に生る、嘗てラピチ人の王。ペイリトゥスとヒッポダメイアとの婚筵の席に抱かれしが酒に醉ひて狼藉に及びテセウス及びその他の人々と戰ひて多くこれに死せり(地、一二・七〇―七二註參照)
【二重の】人と馬と(地、一二・八二―四參照)
一二四―一二六
第二例、ギデオン(ゼデオネ)に從ひて勝利の譽をわかつ能はざりしヘブライ人(士師、七・四以下)
【貪り飮みしため】原、飮むにあたりて己の弱きを示せるため。即ち慾を制する能はざるため膝を折り屈みて水を飮めるをいふ(士師、七・六)
一二七―一二九
【縁の一】路の左側
一三〇―一三二
【寛に】木を避けんとて互ひに身を寄せたりしも今は木の下を離れたれば身自由なり
一三三―一三五
【おぢおそるゝ】或ひは休める(或ひは馴れざる)獸のおそるゝ
一三六―一四一
【ひとりの者】天使
【折れよ】左に
一四二―一四四
【あたかも】目にて行手を見る能はざる人、聲をしるべに進むごとく。二詩人と並びて歩みゐたるダンテは天使の光を避けんとて彼等の後よりゆき天使の聲またはこの二詩人の足音をしるべとなせるをいふ
一四八―一五〇
【羽】天使羽をもてダンテを扇ぎてその額の上なるP字の一を削り去ること前の如し
【アムブロージヤ】神々の食料(神話)
一五一―一五四
【福なり】義に饑ゑ渇く者は福なり(マタイ、五・六)といへる聖句の中渇く[#「渇く」に白丸傍点]を第五圈の頌詠とし
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