ミ)にさからふ
六七―六九
【我】プブリウス・パピニウス・スタティウス。有名なるラテン詩人、一世紀の後半の人
【五百年餘】その以前は第四圈にあり(淨、二二・九一―三參照)
【まされる里】原、まされる閾。天
七六―七八
【網】罪を淨むる願ひ
【解くる】罪清まるによりて
【倶に喜ぶ】喊聲をあげて
八二―八七
ローマ皇帝ヴェスパシアヌスの子ティトウス(後、位を嗣ぎ七九年より八一年まで皇帝たり)がイエルサレムを毀てる頃即ちキリスト暦の七〇年
【主】神
【傷】キリストの。聖都の毀たれし事をキリストの磔殺に對する神罰と見做せるなり
【名】詩人の
【信仰】キリスト教の
八八―九〇
【有聲の靈】歌
【トロサ】フランスの南にある町(トウルーズ)。註釋者曰。スタティウスの生地はトロサにあらすしてナポリなり、こはこの詩人の詩集『サルヴェ』に因りて知るをうべし、されど『サルヴェ』の發見は十五世紀の事に屬しダンテの時代にては一般にトロサの文人ルーチオ・スターツィオ・ウルソロと詩人スタティウスとを混じたりと
【ミルト】常縁樹の名、これを詩人の冠とすること桂樹《ラウロ》の如し
九一―九三
スタティウスの作に敍事詩『テーバイス』十二卷及び未完成の『アキルレース』二卷あり
【第二の】『アキルレース』未だ完結せざるうちに我は死せり
九四―九六
【情熱】詩的
【焔】『アエネイス』
九七―九九
【これなくば】この歌なくばわが著作に何等の價値もなかりしなるべし。一ドラクマは一※[#「オンス」の単位記号、291−16]の八分の一
一〇〇―一〇二
ウェルギリウスは前一九年に死せり
【一年】たとひ今一年淨火にとゞまるとも
一〇六―一〇八
【誠實】その人正直なれば正直なるほど哀樂の情を蔽ひ難し
一三〇―一三二
【しかするなかれ】されど淨、六・七五にはウェルギリウスとソルデルロと相抱けること見ゆ


    第二十二曲

詩人等第五圈より階を踏みてのぼる、その道すがらスタティウス、ウェルギリウスに己が罪と改悔の次第を告げかくて第六圈に到りて右に進めば路の中央に一果樹あり、聲葉の中よりいでて節制の例を誦《ず》す
一―三
【疵】額上のP
四―六
【彼は我等に】異本、また義を慕ふ者等(天使等)我等に福なりといひ
【シチウント】sitiunt(渇く)。マタイ傳に曰く、義に饑ゑ渇く者は福なり(五・六)
この一節ウルガータには 
前へ 次へ
全198ページ中164ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
ダンテ アリギエリ の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング