み、かつファーエンヅァのアルベリーゴとかたる
一〇―一二
【言】(地、一〇・二五―六參照)言の形にあらずして音を指せるなるべしといふ
一三―一五
【伯爵ウゴリーノ】ウゴリーノ・デルラ・ゲラールデスカ、ピサの貴族、十三世紀の前半に生る、一二八四年ピサの艦隊を率ゐてゼーノヴァと戰ひメロリアの海戰に敗れてピサにかへり、市を擾亂の中より救はんため若干の城をルッカ及びフィレンツェの軍に交付して以て敵の主力をわかてり、同年選ばれてポデスタとなり、その孫ニーノ・ヴィスコンティ(女婿ジョヴァンニ・ヴィスコンティの子、地、二二・七九―八四註及び淨、八・四六―八註參照)と共に市政を行へるもいくばくもなくこれと相爭ひ、ピサのグエルフィ黨また彼等に與して相わかるゝにおよびて葛藤止む時なく黨勢とみに衰ふ、ギベルリニ黨の首領大僧正ルツジェーリ時の至れるを見てひそかに爲す所あらんとし、まづウゴリーノを助けてニーノを逐はしむ、一二八八年ニーノ、ピサを去りて後ルツジェーリ乃ち伯の罪状を擧げて民心を煽動しこゝに猛烈なる市街戰を見るにいたれり
この戰ひ遂にグエルフィ黨の敗に歸し一二八八年七月ウゴリーノ及びその二子二孫共に
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