リストを信ずるにいたらざりし者のとゞまるところ
【七重の高壘】註釋者曰、七重の高壘は四徳(思慮、公義、剛氣、節制)三知(聰明、知識、智慧)をあらはし一一〇行の七の門は當時ローマの教育科目たりし三文(文法、修辭、論理)四數(音樂、算術、幾何、天文)をあらはせるなりと
ダンテの七數にかゝる寓意ありしや否やもとより明かに知り難し、或ひは單に七數を好み用ゐし一例に過ぎざるか
【流れ】註釋者曰、これ美しき詞の流れなり、これを地上をゆく如く容易に渡りゆきしは筆路の難は詩人の難しとするところにあらざればなりと
一一八―一二〇
【緑の※[#「さんずい+幼」、222−7]藥】緑草の美しきをいへり
一二一―一二三
【エレットラ】エレクトラ、神話、アトラスの女にしてゼウス(ジョーヴェ)神との間にトロイアの建設者なるダルダノスを生めり
【侶】エレクトラの子孫なるトロイア人
【エットル】ヘクトル、トロイア王プリアモスの長子、トロイア戰役の名將
【エーネア】地、一・七三―五註參照
【チェーザレ】ユーリウス・カエサル、最も著名なる古の英傑(前一〇〇―四四年)
アエネアスはイタリア帝業の基をたてしトロイア人なればロー
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