ため殊更に無意味の語を連ねしなり
七〇―七二
【角笛】獵夫(創世記一〇・九)に因みて
七三―七五
導者の嘲りていへる詞
七六―七八
【己が罪】言語の通ぜざるによりて罪の何たるをしるべし
ニムロデ(ネムブロット)の事創世記一〇・八以下にいづ、されどその巨人なりしこと及びバベル高塔の建築者なりしことは見えず
【一の言語】世界の言語はもとたゞ一のみなりしが人々バベルに高塔を築かんとするに及びて亂れわかれたり(創世記一一・一以下)
八二―八四
【左に】坎の縁に沿ひて左にむかへり
八五―九〇
【誰なりしや】地、一五・一二參照
九四―九六
【フィアルテ】(或ひはエフィアルテ)ゼウスに背ける巨人の一
【大いなる試み】山に山を重ねて天に達せんとせしこと
九七―九九
【ブリアレオ】神々と爭へる巨人の一、體躯巨大にしてはかりしり難きなり、『アエネイス』一〇・五六五以下に曰く
我聞くエゲオン(ブリアレオの一名)には百の腕百の手あり、彼五十の楯を鳴らし五十の劒を拔きてジョーヴェ(ゼウス、ユピテル)の雷を冐せる時その五十の口と胸とは焔を吐けり
と、されどダンテのブリアレオはその形フィアルテの如しとあれば五十頭百手の怪物にあらず
一〇〇―一〇二
【アンチオ】アンタイオス。リビアの巨人ポセイドンとゲーの間の子なり、人の過ぐるにあへば強ひてこれと力を競べかつ必ず勝ちて死にいたらしむ、ヘラクレスこれと爭ふに及びアンタイオスが地に倒れその母(ゲー即ち地)の身に觸るゝ毎に力新に加はるを知り宙に吊してこれを殺せり、アンタイオスの身に縛なきは、プレグライ(プレグラ)の戰ひの後に世に出で巨人軍に加はらざりしによりてなり
【凡ての罪の底】地獄の底、第九の地獄
一一二―一一四
【五アルラ】古註の曰ふところ一ならねば、今さだかに知り難し、フラティチェルリは曰く、一アルラはフィレンツェの二ブラッチヤに等しく一ブラッチヤは三パルモなり故に五アルラは即ち三十パルモに當ると
一一五―一一七
ウェルギリウスの詞
【シピオン】スキピオ
【溪間】バグラーダ川(アフリカ)の流域、ザマ(リビヤの西、カルタゴの南)の古戰場この附近にあり
紀元前二〇一年ローマのスキピオ、カルタゴのハンニバルとザマに戰ひてこれを敗る
一一八―一二三
【獅子】アンタイオスはバグラーダの溪間の岩窟に棲み常に獅子を捕へてその肉をくらへりといふ(ルカヌスの『フ
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