−87]なることを知り難し、さればひだに適《ふさ》はしき色を所持せぬ畫家の己が技《わざ》をこゝに施しえざる如く、われらの不完全なる想像はかくまで尊くけだかき歌を思ひ浮ぶる能はざるなりと
二八―三〇
ペテロの詞
三四―三六
【われらの主が】地、一九・九一―二參照
【奇しき悦び】天堂。鑰は即ち前曲の末に「榮光の鑰」といへるもの
三七―三九
【海の上を】ペテロがキリストにならひて海上を歩めること(マタイ、四・二二以下)
四〇―四二
【ところ】神(天、一五・六一―三參照)
四三―四五
汝問はざるもよく彼の心を知る、されど信仰は人の救の要素なれば、彼をしてこれが事を語りてその尊さを顯はさしむべし
四六―四八
【學士】baccellier 大學の業を終へ、さらに高き學位の候補者たるを得る者。かゝる學位を得るに當り、中古の例に從ひ、まづ教師の提出する若干の問題を論證す
【決るためならず】提案に對する論證の主意をとりまとめて決論を下すは教師の爲す事なればなり
五二―五四
以下、ペテロ問ひダンテ答ふ
五五―五七
答ふるに當りてまづベアトリーチェの許を得
五八―六〇
【長】primipilo ローマ軍隊の
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