む
【大いなる力】雙兒宮の星はその下界に及ぼす影響によりて詩才や學才を啓發すとの古説あり、ダンテはこれらの星の影響の下に生れしがゆゑにその才をかの星の光に歸すといへるなり
一一五―一一七
わが生れし時太陽は雙兒宮にありき
注釋者曰く。一二六五年には五月十八日より六月十七日まで太陽雙兒宮にありき、故にダンテの生れし日はこの二つの時の間にありと(スカルタッツィニ註參照)
なほその日を五月の末となす説についてはスカルタッツィニ註第四卷(プロレゴメーニ)二四頁及びムーアの『ダンテ研究』第三卷五五―六頁參照
【父なる者】太陽。不滅の生命(人の魂)は神の直接に造り給ふものなれば滅ぶる生命の父といふ
一一八―一二〇
【貴き天】恒星天
一二一―一二三
【己が許に引く】難所が魂を引くとはダンテをしてその心を悉くこゝに集めしむるをいふ
【難所】天堂の旗の殘の部分即ち特に崇高にして敍し難きところ
一二四―一二六
【救ひ】或ひは福。終極の救ひは神なり(詩篇二七・一)
一二七―一二九
【これに入らざる】神の御許にいたらざる
一三〇―一三二
【凱旋の群集】キリストの凱旋に列る群集(天、二三・一九以下)
【天】et
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