る人物が次第に劣りゆくをいふ
一二七―一二九
以下一三五行まで前聯の末行に因みて僧官の奢侈を難す
【チエファス】(ケパ)、使徒ペテロ(ヨハネ、一・四二)
【聖靈の大いなる器】使徒パウロ、地、二・二八に「選《えらび》の器《うつは》」といへるもの
【いかなる宿の】ルカ、一〇・七參照
一三〇―一三二
【己を】今の僧官等は美食安佚によりてその身肥え、人の助けを借らざれは歩を運ぶ能はず、かつまた人に誇らん爲その裳裾を長くし特にこれをかゝぐる人を用ゐるにいたる
一三三―一三五
【表衣にて】またその表衣《うはぎ》は長く廣くして己が乘馬を蔽ふ、これ一枚の表衣(皮[#「皮」に白丸傍点])をもて二匹の獸(僧と馬)を包むなり
【何の忍耐ぞ】神の忍耐はいかに大いなる哉
一三六―一三八
【いよ/\美しく】ペトルス・ダミアーニの義憤の言を聞きてこれに同感を表するなり
一四二

【雷】強き響き


    第二十二曲

聖ベネデクトゥスがその開山の昔を語りかつ今の僧侶の腐敗を歎くを聞きて後、ダンテはベアトリーチェと共に第八天(恒星天)にいたり、七遊星と地球とを俯瞰す
一―三
【恃處】母(淨、三〇・四三―五參照)

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