いひてその以前の諸王の惡しかりしを示せるなり。ウンガリアはハンガリア。
【ナヴァルラ】ナヴァールもしその北方を圍むピレネイ諸山を固めとしてフランスの軛を防がば福ならむ
ナヴァール王アンリ一世の女ジョヴァンナ父についで王國を治め、一二八四年フィリップ四世に嫁して後も猶自らこれを治めしが、一三〇四年その死するやその子ルイこれを繼ぎルイ、フランス王(ルイ十世)となるに及びてこの國フランス王家に歸せり
一四五―一四八
【この事の】ナヴァールについていへる事(即ち自國を固めてフランス王の侵入を防ぐべきこと)の眞なるを豫め知らしむる例として
【ニコシアとファマゴスタ】キュプロス島の二都。一三〇〇年の頃フランスのアンリー二世ルニジアーノ家のキュプロス王としてこゝに虐政を布く。獸[#「獸」に白丸傍点]とは即ちこの王の事なり
【他の】こゝに掲げし如き他のキリスト教國の諸王とその歩調を倶にして同じく惡を行ふ
第二十曲
第六天の鷲その目に輝く六の靈の誰なりしやをダンテに告げ、かつその中なるトラヤヌス及びリフェオの救ひに關してダンテの懷ける疑ひを解き、永遠變らざる神の定のはるかに人智に超ゆるを述
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