八五―八七
【おのづから】他の善を受けて善なるにあらざる
【第一の意志】神意
【離れ】神意は常に至善にして變ることなし
八八―九〇
【凡て物の】物の正しきと然らざるとはそが神意に適ふと適はざるとによりて知らる、神意に適ふこと正義の唯一の標準ならば神意の正しきは言ふまでもなし(『デ・モナルキア』二、二・五〇―六一參照)
【造られし善の】被造物の善まづ神意を動かすに非ず、謝意の放つ至善の光元となりて他の善生ず。たとへばキリストを知る民は知らざる民より福なれども是その民の徳にもとづきて知るに至れるならざる如し、その民にいかなる徳ありともこはすべて神より出でしものなればなり
以上、神の正義に關することは極めて深遠微妙にて人智のよく悟り得べき所にあらず、たゞ信仰により聖書の教へを信ぜよといひ、ダンテの疑ひを解かずして疑ひを起すの非なるを述べしなり(ロマ、九・二〇以下參照)
九四―九六
【いと多き議に】鷲を象れる諸靈の意志に。與へし者も受けし者も共に喜ぶ状《さま》を表はせり
一〇〇―一〇二
【徴號】鷲の象
【聖靈の光る火】愛に燃ゆる聖徒等
一〇三―一〇五
人信仰によらざれば救はれざるをいへり
【
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