ソ界においてのみ、靈界においては事皆必然の理より生ず(天、三二・五二―四參照)
四〇―四二
【船流れを】船流れを下るが故に人見てこれが下るを知る、されど人目に映ずるが故に船動くに非ず、かくの如く神は全智によりて世の出來事を豫如し給へど、豫知し給ふこと原因となりてその事必ず起るにあらず
四六―四六
【イッポリート】ヒッポリュトス。テセウスの子。その繼母パエドラの讒にあひ、父の怒りに觸れてアテナイを逐はる(『メタモルフォセス』一五・四九三以下參照)
四九―五一
【處】ローマ。僧官、及びその他靈界に屬する物の日々賣買せらるゝところ
【思ひめぐらす者】ダンテを虐げんと思ひ※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]らす者、即ち法王ボニファキウス八世とその―味の者
ダンテの追放されしは一三〇二年なれど、一三〇〇年即ちダンテがフィレンツェのプリオレたりし頃、彼は法王の處置畫策に反抗し既にその怨みを買ひゐたるなり
五二―五四
罪の汚名は敗者に被《お》はされむ、是世俗の常なればなり、されど神罰眞に罪ある者に下るに及びて敗者も汚名を雪ぐを得べし
【刑罰】白黨追放(一三〇二年)の後フィレンツェに起れる種々の
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