る者あるを見む
一二四―一二六
かく優良なる人々はフランチェスコ派の中の過激派にも緩和派にも屬せじ、この兩派のその宗律に處するや、一(後者)はこれを和げ、他(前者)はこれを嚴くす
【カザール】ピエモンテの町。こゝよりウベルティーノ・ダ・カサーレ(一三三八年死)出づ、過激派(所謂精神派 Spirituali)の首領にて宗規を極度に嚴守せり
【アクアスパルタ】ウムブリアの町。こゝよりマッテオ・ダクアスパルタ(一三〇二年死)出づ、一二八七年フランチェスコ派の長となりて規約の緩和を是認せり
【文書】フランチェスコ派の宗規
一二七―一二九
【ボナヴェントゥラ・ダ・バーニオレジオ】名をジョヴァンニ・フィダンツァといふ、ボナヴェントゥラ(幸運)はその異名なり、一二二一年ボルセーナ湖附近のバーニオレジオ(今バーニオレア)に生れ、一二五六年フランチェスコ派の長となり、一二七四年リオンに死す、神學上の著作多し、また聖フランチェスコの傳を著はす、前曲に見ゆるフランチェスコの物語多くこの傳に據れり
【世の】原文、「左の」。註釋者の引用せる『神學要論』(トマスの)に曰く、知識及びその他の靈的財寶は右に屬し、一時
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