の首《かしら》の義より轉じて僧官の意に用ゐらる、こゝにてはミノリ派(地、二三・一――三)の首僧即ちフランチェスコ
一〇〇―一〇二
年代順よりすれば九三行に續く。一二一九年フランチェスコは十二の高僧と共に十字軍に從つてエジプトに赴き、この地のサルタンを改宗せしめんためその目前にてキリストの教へを宣べたりといふ
【從者等】使徒及びその他の聖者達
一〇三―一〇五
【草の實】宣教の收穫
一〇六―一〇八
【粗き巖】テーヴェルの上流とアルノの上流との間即ちカセンティーノにあるアヴェルノ山。傳へ曰ふ、フランチェスコこゝにて四十日の斷食をなせりと
【最後の印】聖傷《みきず》の痕《あと》(Stimmate)なり、法王インノケンティウス及びホノリウスよりうけし准許の印に對して最後といふ、傳に曰く、一二二四年フランチェスコ、アヴェルノの岩山にてキリストに祈願をさゝげその受難の苦しみをわが身に知らせ給へと念ず、キリスト、セラフィーノの姿にてこれに現はれ、聖者の手足及び脅《あばら》に己が傷痕を印し給ふと
一〇九―一一一
【かゝる幸に】聖傷の痕を身に受くるほどの恩惠を下し給ひし神
一一二―一一四
【女】貧
一一五
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