ペトルスは爲に教法先生(Magister sententiarum)の名にて廣く世に知らるゝにいたれりといふ
【貧しき女】二個の小錢を神に獻げし寡婦(ルカ、二一・一以下)
こは教法集の序詞に「かの貧しき女の如く、我等の貧窮の中より若干《そこばく》の財を主に獻げんと」云々とあるに因みてなりといふ
一〇九―一一一
【第五の光】ソロモン。ソロモンはダヴィデ王の子にてイスラエルの王なり
【その消息】ソロモンの魂の救はれしや否や(列王上、一一・一以下參照)は神學者間にとかくの議論ありし點なりければ(ヴァーノン『天堂篇解説』第一卷三五四―五頁參照)その眞の消息を聞かんと切に願ふなり
【戀より】特に「雅歌」の作者として
一一二―一一四
【眞もし眞ならば】眞その物なる聖書にして誤りなくば
【これと並ぶべき者】「我汝に賢き聽き心を與へたり、されば汝の先に汝の如き者なかりき、また汝の後に汝の如き者興らぎるべし」(列王上、三・一二)
一一五―一一七
【光】ディオニュシオス(デオヌシオ)。使徒パウロの教へを聽きてキリスト教徒となりしアレオパーゴの法官(使徒、一七・三四)。かの有名なる諸天使階級論(De cae
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