】我わが長き詩題に驅られこれに心專なる爲、今茲に詳かにこの一の事を述べがたし
二八―三〇
【僕】太陽
【天の力を】その上なる諸天よりうけし力を世界に與へ
【己が光をもて】即ちその※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]轉によりて人、時を量り知るをいふ
三一――三三
【處】前記の截點にあたる處にて、この處と合すといふはなほ白羊宮の星と列るといふ如し、太陽はこの時既に截點を過ぎて北に進みゐたればなり
太陽春分にいたりて白羊宮に入り、秋分にいたりて天秤宮に入る、神曲示現の時は春なれば、こゝにては前者を指せり
【螺旋】東より西に※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]ると共に赤道を中心として或ひは南或ひは北に傾くが故にその道螺旋状を成す(『コンヴィヴィオ』三・五・一四二以下參照)、こゝにては北に向ひて登る螺旋
【早く】春分以降夏至にいたるまで太陽北に進むに從つて日は次第に夜よりも長し
三四―三六
【我この物と】我は太陽天に入りたり、されどあまりに早くして、登り行けることを知らず
【思ひ始むるまでは】思ひはからずも心に生じて、思ひのあることを知れどもその生じゝ次第を知らざる
三七―三九
【善
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