ワ―五七
【葉のみに】さらに深き根強き愛を表はせるならむ
ダンテはマルテルに對し深き敬愛と大いなる希望とを懷きゐたりと見ゆ、されど兩者の關係については定かなること知り難し、マルテルが金星天にある理由も恐くはたゞダンテのみよくこれを知れるならむ
五八―六〇
【左の岸】プロヴァンス。ローン河の東にある伯爵領地、ソルガはアヴィニオン附近にてローンに合する小川の名
プロヴァンスはカルロ一世の代にナポリ王の所領となれるものなれば(淨、七・一二四―六註及び淨、二〇・六一―三註參照)シャルル二世の死後は當然マルテルに屬すべきなりき
【時に及びて】シャルル二世は一三〇九年に死せり、マルテル早世してこの時[#「時」に白丸傍点]を見ず
六一―六三
ナポリ王國もまたマルテルの君臨を望みゐたり
【バーリ】アドリアティコ海邊の町
【ガエタ】チルレーノ海邊の町
【カートナ】カーラブリア州の南端の村
【際涯を占め】s'imborga カーシーニの説に、borghi は中古、市の境に列なれる家屋の意に用ゐたればこゝにてはこれらの町々がナポリ王國の際端にあるをいへるならんとあるに從ひてかく
【トロント】マルケとナポリとの
前へ 次へ
全484ページ中274ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
山川 丙三郎 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング