E二八―三〇註參照)
【舞を棄て】エムピレオの天にてセラフィーニと共に舞ひゐたる諸靈ダンテに現はれんとて降り來れるなり。一九―二一行にいへる舞はエムピレオの天にて始まれるものなるがゆゑにまづ[#「まづ」に白丸傍点]といふ
三一―三三
【その一】カール・マルテル(カルロ・マルテルロ)。シャルル・ダンジュー二世の長子、一二七一年に生れ、一二九〇年ハンガリアの王冠を受け(されどその實權は分家なる三世の手にありき)、一二九五年に死す。註釋者曰、カールはフランスより歸り來れるその兩親に會はんため、一二九四年の始めナポリよりフィレンツェに赴き少時かしこに滯在せることあればその際ダンテと相識るにいたりしならんと
三四―三六
【君達】principi 天、二八・一二五にいづる principati と同じ天使諸階級の一にして金星天を司る者
【圓を一にし】共に圓を畫きて轉ること、空間を表はす
【※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]轉を一にし】共にめぐりて永遠に亘ること、時間を表はす
【渇を一にし】神を慕ふ心、衷なる情を表はす
三七―三九
【汝等了知をもて】『コンヴィヴィオ』第二卷の始めに出づる第一
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