I』四、五・一六以下參照)
五八―六〇
以下七二行までユーリウス・カエサルの事蹟を擧ぐ
【ヴァーロよりレーノに亘りて】ガルリア・トランサルピーナ(アルピ外のガルリア)にてといふ如し。ヴァール(ヴァーロ)はフランスの東南端の河にて古、外ガルリアと内ガルリアとの境を劃し、レーノ即ちライン河は古、外ガルリアとゲルマニアとの境を劃せり。鷲の旗がカエサルの手にありてこの地方にあげし功績を、その沿道の諸水見たりといへるなり
【イサーラ】今のイゼール。フランスのローヌ河に注ぐ河の名
【エーラ】同じくローヌに注ぐサオン河
【センナ】パリを貫流するセーヌ河
六一―六三
【ラヴェンナを出で】ガルリア征服の後カエサルがラヴェンナより出でゝ内亂を平定せること(地、二八・九七―九註參照)。ルビコン河は昔ガルリア・チサルピーナ(アルピ内のガルリア)とイタリアとの境を劃せり
六四―六六
【スパーニアに】内亂鎭靜の後イスパニアに行きてポムペイウス一味の者を攻めし事(淨、一八・一〇〇―一〇二參照)
【ドゥラッツオ】アドリアティコの東岸にあるギリシアの町。カエサルこゝにてポムペイウスの軍に圍まる
【ファルサーリア】テッサ
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